キングダムを見ていると、主人公・信(しん)の前向きさに救われるときってありませんか?
私自身、仕事で疲れたときや落ち込んだときにアニメ『キングダム』を見る習慣があります。
信の言葉に触れると、なんだか自分も困難を突破できる気がしてくるんです。(笑)
本記事では、踏ん張り時のあなたに向けて、アニメ『キングダム』に描かれる信の名言をご紹介します。
※ご紹介する名言は、私の独断と偏見でお気に入りを選びました、悪しからず!
キングダム・信の名言①チンケな誇りなんざ持ち合わせてねェのが俺らの誇りだ!
魏国侵攻戦3つ目の城「近利関(きんりかん)」での戦いの最中、飛信隊は、ライバル「玉鳳隊」が持ってきた井蘭車(せいらんしゃ)を我が物顔で有効活用します。
それだけならまだしも、高狼城(こうろうじょう)を陥落させたときに用いた「玉鳳隊の作戦」をまるまるパクッて戦う始末w
玉鳳隊の副長・番陽(ばんよう)が「貴様ら、そんことまでして誇りはないのかー!」と咎めると、信が叫びます。
(アニメ2期14話)
この清々しさ!最高ですよね!(笑)
※作戦に使う縄を持ってた尾平と竜川は、ちょっとバツが悪そうでしたがwww
この一言って、ほんとに奥深いと思いませんか?
結局、「どこにプライドを持つか」で、その人の器の底が見えるというか…。
大人になるにつれて、なんだか変なプライドや見栄って、誰でも出てきます。
本来、他の隊の作戦であろうが何だろうが、「うまくいった戦術を真似する」というのは、目的(信であれば武功を上げて大将軍になること)から逆算すれば、合理的な判断になるわけです。
目的が正しく見えていれば、全然恥ずかしくないことだって気づけるはず。
ただ、「己をかっこよく見せること」にプライドを持ってしまうと、言動がどんどん目的からズレてしまいます。
信は頭が良くない分、目的達成のための逆算思考がとてもシンプルです。
私が営業職だった頃、上司から「持論を通すことにプライドを持つのではなく、売上を上げることにプライドを持て」と再三言われていたことを思い出しました。
「良いものすぐ取り入れるし、悪いと思うことは絶対にやらない」という信の素直さは見習いたいですよね。
キングダム・信の名言②ちなみに俺は百を見せてやる!
蕞の攻城戦の6日目、秦王・嬴政(えいせい)も重傷で、もう民兵も飛信隊もボロボロ状態。
北壁からの援軍が届かない唯一の場所、その南壁を守る飛信隊に、信が檄を飛ばします。
だったら俺達は十持ってるうちの三十を出す
ちなみに俺は百を見せてやる!
(アニメ3期22話)
この言葉のあとに飛信隊の仲間が呼応するのを見て、本当に心が高ぶりました。
逆境に立たされてもなお、諦めない精神力に脱帽です!!!
信の精神力の源は、やはり漂なのかなぁと思います。
秦王の影武者として漂が敵に討たれたとき、「いいな、信、託したぞ」と、漂から秦王と合流する地点を示す地図を渡されます。
信の運命を変えるこの場面、最初はなんとなく素通りしちゃうところなんですが、注目してほしいのは言霊。
「頼んだぞ」ではなく、「託したぞ」なんですよね。
信は漂に、秦王の未来(=中華の未来)を”託された”。
だから逆境だろうが何だろうが、諦めるわけにはいきません。
蕞の攻城戦の5日目の夜、大王様を咸陽へ逃がすと言った大王の側近・昌文君(しょうぶんくん)に対して、信は檄を飛ばしています。
らしくねぇぞ、昌文君。いつもの粘り腰、見せてみろよ!
信は前向きなだけでなく、『信じる力』もずば抜けてますよね。
「自分を愛せる人は、他人も愛せる」ってよく言いますが、自分を信じられるから、他人も信じられると思いませんか?
信は心から政を信頼してるし、山の民が助けに来てくれることも信じきっていたからこそ、蕞の攻城戦では粘り勝ちできたのでしょう。
信の自己肯定感の高さは、ほんとに見習いたいというか、半分くらい分けてほしいです(笑)
主人公のズバ抜けた精神力からやる気をもらえる『キングダム』は名作アニメ
『キングダム』のアニメ3期のオープニング曲には、
諦めないことだけ取柄さ
という歌詞があるんですが、まさに信のことだな~と思います。
私が原作ではなく、あえてアニメを推している理由は、歌やBGM、声優によって、絵に命が吹き込まれるからなんですよね。
そこには生身の人間がいるように感じるし、キャラクターに自分を重ねる瞬間、私たちの心は鷲掴みにされます。
特にキングダムの主人公・信に自分を投影するだけで、心が強くなれる気がするんです。
隊のみんなからは「馬鹿」だとよく言われている信ですが、その精神力と武力に助けられている人は数知れず。
キングダムに魅了されるのは、やはり信というキャラクターのおかげだと思います。
あなたもぜひ、落ち込んだときこそアニメ『キングダム』をみて元気を出してくださいね!
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