キングダムの「騰(とう)」いうキャラクターは、アニメシーズン1では王騎将軍の副官でした。
王騎将軍が敗れ去ったシーズン2以降、騰さま自身が将軍として、残された王騎軍を率いていきます。
見開いたつぶらな瞳に、長いまつげ。中世ヨーロッパの音楽家を彷彿させるようなウェーブのかかった長い髪。
そして、チャームポイントはくるんとしたお髭!
2020年5月28日発売のヤングジャンプで発表されたキングダム総選挙の結果、騰さまは第7位でした。
剣術にも長けている人物なんですが、お茶目なシーンも多く、ファンの間では人気のキャラクターです。
本記事では、アニメに限定して騰さまのお茶目シーンをまとめていきます。
シーズン3の函谷関の戦いで録嗚未(ろくおみ)と名コンビに!
合従軍が函谷関へ攻め入ってくるシーズン3では、大国・楚と蒙武将軍&騰(とう)将軍の連合軍が戦います。
エピソード6で、楚の第一軍長・臨武君(りんぶくん)との一騎打ちした録嗚未は重傷を負ってしまいます。
そこに、「ファルファルファル」といつもの剣さばきで、騰さまが敵軍を蹴散らし助けに!
騰さまに押し負ける臨武君が、「馬鹿な、貴様はいったい何者だ」と問いかけます。
騰さまは「天下の大将軍だ(ドヤァ)」と言ってのけるのです。
楚軍、秦軍ともに騰さまに圧倒されて言葉も出ません。
そんな中、録嗚未だけが冷静に「あんたは違うだろ」と心の中でツッコミをかましてくれます。
合従軍編の騰さまは、まだ単なる将軍。大将軍だったのは、王騎ですね。
長年の付き合いなだけあり、録嗚未は騰さまの扱いに慣れてますね~(笑)。
さらに話は進み、臨武君(りんぶくん)との一騎打ちに勝利した騰さまは、最後にこう告げます。
「あの世で、同金(どうきん)、鱗坊(りんぼう)、録嗚未(ろくおみ)と酒でも飲むがよい。」
この言葉のあと、秦将・騰の勝利に場内が一斉に湧きます。
その歓喜の声をよそに、「今、俺をいれたよな…」と心の中でフルツッコミを入れる録嗚未。
(騰さま、よく見て!録嗚未生きてるよ!)と、ファンたちも画面越しにツッコんだことでしょう。(笑)
騰さま×録嗚未の掛け合いはファンの間でも人気の高い名シーン。
実は、TVアニメ「キングダム」公式YouTubeチャンネルでもネタにされています(笑)
王騎軍第一軍長でもあった録嗚未は将軍級の力の持ち主。
そんな彼が臨武君にあっさり敗れたため、騰さまなりの叱咤激励だったと信じたいところですねw
録嗚未も空気を読んで「心の中」でツッコミを入れてくれています。
戦友の二人に愛しか感じません(笑)
王騎将軍の真似をする騰さまが最高に可愛い!
王騎将軍と騰の掛け合いもユーモアたっぷりでしたが、私としては、王騎将軍が敗れたあとのほうがユーモア度がアップしていると感じています。
騰さまの(似てないw)王騎将軍のものまねが見られるシーンを2つ紹介します。
ものまねシーン1:シーズン3 エピソード6 蒙武(もうぶ)×騰
シーズン3,エピソード6では楚軍戦の前に、蒙武(もうぶ)と騰さまが言葉を交わすシーンがあります。
楚軍15万に対し、蒙武&騰の連合軍9万という劣勢の緊迫感を抱えながらでも、騰さまはユーモアを忘れません。
なんと、王騎将軍の口真似をして登場!
騰「ンフフフ。お久しぶりですねェ、蒙武さん。お元気でしたかァ?ココココ、コケコッコ。・・・で、話とは何ですかァ?オホホホホ。」
蒙武「おい。」
騰「わかった、もうやめる。」
騰さまの「コケコッコ」が忘れられないファンも多いはず(笑)
ものまねシーン2:シーズン3 エピソード14 項翼(こうよく)×騰
蒙武(もうぶ)が楚の総大将である汗明(かんめい)と一騎打ちに。
蒙武将軍が汗明に打ち勝つと戦況は一変し、合従軍は夕刻とともに撤退していきます。
楚の千人将・項翼(こうよく)に足止めをくらって戦いを続けいた騰さまが、この場面でも茶目っ気をみせてくれました!
「コッコッコ、今日はこのくらいに」と、似てない王騎のものまねを披露w
しかも、騰さまの髪の毛が、ロックバンドのように重力無視して真上に逆立っているではありませか!!
どうしたらそうなるのか、謎すぎてビビります。(ヘアスプレー隠し持ってた?w)
想像の上をいく騰さまのユーモアさに、一気に自らのファンを増やしたことでしょう(笑)
王騎軍 副官時代:騰さまのお茶目シーン
王騎将軍の副官として仕えていた頃は、王騎の冗談に対し「ハ!」と返事したあと、ツッコミに見せかけた『ボケ被せ』をする騰さまが魅力的でした。
たとえば、シーズン1,エピソード20「王騎乱入」でのワンシーン。
魏軍の総大将・呉慶(ごけい)vs秦軍・麃公(ひょうこう)の戦場に姿を現した王騎将軍。
秦軍劣勢の状況下、「戦況がよく見える丘に登りたい(=加勢したい)」と王騎が騰に伝えます。
それに対し、騰はいったん止めに入りますが、
王騎「誰も戦に加わるとは言ってませんよ。私はただ、あの丘に登りたいと思っただけです。途中、邪魔なものは排除いたしますが…」
騰「さすが殿、完璧な言い訳です」(ドヤァ)
というやり取りをするのです。
独特な王騎の笑いのセンスを理解できるのは、騰さまだけじゃないでしょうか。
騰はユーモアでファンを魅了しつづけるキャラ
ポーカーフェイスでつかみどころがない騰さまですが、なぜか「ドヤァ」のときだけは、表情から感情が伝わってきます。(笑)
特にシーズン3では、「騰×録嗚未」の掛け合いにも注目して楽しんでくださいね。
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