アニメ「キングダム」を見ていると、本当に心が揺さぶられますよね。
なぜ、ここまで魅了されるのか?
自分たちが生きている現実世界、ビジネスシーンとリンクするからだと私は考えています。
国家を率いる王や、何十万もの軍を統率する大将軍が国の明暗を握る中で生まれる言葉は、ビジネスにも応用できるものがたくさんあります。
自分の仕事に置き換えたときに、マネジメントをする場面やキャリアアップを成し遂げたい場面であらゆるヒントを得ることができるでしょう。
本記事では、アニメ「キングダム」の名場面から以下をまとめます。
- 天下の大将軍になる(キャリアアップする)ためにはどうすればいいのか?各武将たちのセリフから復習
- 信や武将たちに学ぶキングダム流ビジネス論を考察
さっそく解説していきます!
天下の大将軍になるためにはどうすればいいのか?
天下の大将軍になる、つまり「キャリアアップする」ということ。
大将軍になるために必要なことを、アニメの名場面から抜き出してみました。
大将軍への道①名を広めていく
1期29話で王騎(おうき)が信に教えた教訓です。
馮忌(ふうき)は名だたる武将。それを討ったあなたの名は趙国軍のみならず、やがて中華全土に広まるでしょう。とはいっても一瞬ですよ。信:
たとえ一瞬でも…俺の名前が…。これを繰り返せば少しずつ名前が中華全土に染み込んでいく。そうやってなるんだ…。天下の大将軍に。
いい意味で噂されるというのは現代でも大事ですよね。
社内や取引先で、あなたの話題が出るようになれば、出世のチャンスは格段に上がるでしょう。
大将軍への道②重要な所に配置されるために小さな武功を積み重ねる
2期4話で、壁が信に伝えた言葉です。
小さな武功でも確実に積み重ねて、少しでもいい配置で本戦に臨むんだ。
やはり大きな武功をあげるためには、日々の行いが大事だということでしょう。
現代でも
- 笑顔で挨拶する
- お礼や謝罪が素直に言える
- 時間など約束事を守る
など、当たり前のことを当たり前にできる人が、良いポジションをゲットできます。
良いポジションにいると、大きなことを成し遂げられる確率が高くなるでしょう。
大将軍への道③仲間に慕われている=天にも好かれている
2期15話で輪虎(りんこ)が信に説きます。
いくら才能や実力があっても、“幸運”という天の働きがないと、武将なんて道半ばで命を落とすよ。本当に天に愛される武将はほんのひと握り。
結局、チャンスをくれるのは「人」ですから、人から好かれるとチャンスが巡ってくる確率が上がる(=運がいい、強運の持ち主である)と思います。
大将軍への道④戦いながら「限界」を乗り越える
2期24話で、信が輪虎と戦いながら気づく場面です。
何度も何度も。もう少しで俺も越えられそうな気がするんだ、限界ってやつを!
やはり、実践に勝るものはないですね!
口だけ達者で頭でっかちな人よりも、行動し、体感や経験値を増やせる人の方が成長します。
大将軍への道⑤百の精神力・百の腕力・百の知恵・百の経験・百の幸運
2期33話で、廉頗(れんぱ)将軍が信に教えを説きます。
それから百の経験と百の幸運
信も「多い…!」とビックリしていましたが、廉頗将軍ったら急にハードル上げてきましたね(笑)
「経験」を積むことで精神力や実力、知恵は磨かれるでしょう。
そして、運を味方につけるには、「タイミングを逃さない」というのがポイントになると私は考えています。
「タイミングを逃さない」というのは、麃公(ひょうこう)将軍もよく言ってますよね。
運命の分かれ道や勝敗の分岐点、そういうものは目に見ないですが、「なんとなく感じ取る」ことができます。
麃公将軍のように本能型の武将になると、直感が鋭くなるのでしょうね。
その直感こそが「幸運」に繋がっていると思います。
【感想】信のようにビジネスで成功するには3つの要素が必要
武将たちの言葉を振り返りながら、信のように成功していく秘訣は3つだと私は考えています。
- 自分の夢や目標を人に話してチャンスをつくる(=自分売り)
- 与えられたチャンスで、上司の期待に応える
- 上司に一目置かれると、自然とチャンスが巡り始める
山陽の戦いでは秦国軍総大将・蒙驁(もうごう)の推挙により、信は臨時で千人将に昇格しています。
ライバルの王賁(おうほん)・蒙恬(もうてん)と比べて武功が少なかったため、本来なら千人将になれなかったはずの信。
チャンスが巡ってきた要因は、「俺は大将軍になる」という夢(目標)を、常日頃から信が語ってるためではないでしょうか。
信はこのチャンスで、敵将・輪虎を討ち取り、上司(蒙驁)の求める成果も出しています。
「自分の夢や目標を人に話してチャンスをもらう⇒上司の期待に応える」というのは、現代のビジネスシーンにも共通していると思います。
キングダムは実生活にも生かせるので、多くの人に読んでもらいたい名作ですね!
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